2005-07-08

日記

日記25日目. 8:30 起床. 気管支は復調せず. いつもの調子だとあと半月は全快しないだろう. 仕方ない.

出社, やや遅れたため研修レビューできず. 新人に促され朝会だけ実施. 申しわけない. 朝会参加者のうち, 私のチーム以外どこも新人のコードをレビューしていないのは不幸だ. 研修レビューの時間である程度は見られるが, 基本的それは各チームの責務. 彼らが潜在的に量産する負のコードはやがて同僚達を苦しめるだろう. 直接的にも, 間接的にも. 今月末で研修期間が終わる. 進捗報告やレビューを習慣化するに至るのは難しそうだ. 新人だけをトレーニングしても限界がある. しかし私に同僚をトレーニングできる能力はない. (あたりまえ. だからこそ平社員でいる.)

サンプルデータの作成. 実装の期待するデータを作ってもらえるよう誘導するのに, サンプルとチュートリアルは有用だと思ってのこと. しかしプロジェクトが始まって以来こうした活動のフィードバックは極めて薄い. それも意欲低下の一因ではある. 何度がそう主張しているのだが, おそらく伝わっていないであろう. 不本意なフィードバックを恐れて弱腰だったからかもしれない. 未だにコミットできていない. 腹をくくれていない.

週報書く. 週例ミーティング中止の通知. かわり別の不穏なミーティングの知らせ. 来週. 不可避.

今後の予定が詰めきれない. 現在チームは四人構成だが, 二人は別に本職のある助っ人, 一人は戦力未知数, たぶん実戦までは時間のかかりそうな新人. こんな状況だと人的資源が見積れない. 助っ人はいなくなるかもしれないし, 新人はしばらくブランチ暮らしだろう. 加えて先の見えないプロジェクトふたつ. 納品した成果物も後のメンテナンス負荷を読めず. 棚上げしてある既知の欠陥多数. 上司に相談したいので週例ミーティングを待ったが二週続けて中止. こう書きだしてみると危険な状況だ. 自分で上司を捕まえる必要があるかも知れない. 捕まえても 何とかして とか言われて終わりかもしれないけれど.

チームのコードレビュー. おもに前回の修正の確認. さっさと進む. 新人が置き去りになっていないか心配ではある. レビューの議事も彼につけせるべきなのか. 今は四面ダイスで書記を決めている. レビューのあとで, 今後の予定(が決まっていないこと)を説明. 上司への相談とは別に, やるとわかっている事は面倒がらず早目に済まさねばならないと確認.

先月分の勤怠申請. 有休使いきる. いかにさぼっているかわかる. しかし振替休暇はまだ山のようにある. 同僚の振替休暇 100 日祝いのギフトについて思いを巡らす.

以前作った社内フレームワーク用チュートリアルと, それに基づき実施している研修レビューが一部で評価されていると伝えきく. めでたい. こうした習慣が広がれば不幸な新入社員が少しは減るだろう. しかし一方で, こうしたボランティアでの活動が当り前になるのは望ましくない. トレーニングに費やす資源はある種のプロジェクトとして計上されるべきだし, 管理職はそれを評価するべきだと思う. 上司にそう訴えたら 目先のことに捕われすぎる(=評価を気にしすぎる) と査定を下げられた. 去年のことだ. ナンセンスにあきれ, 査定を気にする気が失せた. (おかげで気楽に働けるようにはなった. どうせ給料は上がらないのだ. 私の価値基準を上司に合わせる必要はない. ) 今の研修レビューもほとんどボランティアである. これが逆に会社の不健全さを支えてしまったら悲しい.

夕, またちまちまとサンプル作り. その最中に発見した不具合を密やかに修正. 晩飯は辞退したが早期退社には繋がらず. 週末仕事のために持ち帰ろうと思うも USB ケーブルを忘れたことに気付く. 休日出勤決定. "A Framework for Defining Domain-Specific Visual Languages" ざっと目を通す. 期待どおりつまらない内容だった.

10:15 出社, 23:30 帰宅. 昼飯 うなぎ屋 Y (うな重), 晩飯 am/pm (コンビニ食). ひとつ下の階で激烈な夫婦喧嘩の声. 中国語らしく意味は不明.